特定サイズのダミーファイルを生成するコマンド
とある事情により、HDDの空き容量を調整するためにダミーファイルを大量に生成する必要がでてきたので
ついでに紹介。
Windows XP以降のコマンドプロンプトには、fsutil.exeというツールが用意されており
これを使うことでとても簡単にしかもサクサクとダミーファイルを生成することができる。
使い方はこんな感じ
fsutil file createnew filename xxx
filenameはそのまま生成されるファイル名を、xxxにはファイルサイズを指定します。
当然2進接頭辞で指定しないと正確なサイズにはなりません。
1kB : 1024
1MB : 1048576
1GB : 1073741824
といった具合。
ディスクのフォーマットによって作成できる1つあたりのサイズは当然決まってきますので、その範囲を超えないように。
一つのファイルをつくるならこれで簡単にできますが、例えば「1GBのダミーを100個」とかいう場合、いちいちコマンドを叩くのは大変なのでバッチファイルを作ってしまいます。
for /L %%n (1,1,100) do fsutil file createnew %%n 1073741824
と、たった1行のバッチファイルを作成するだけですぐ作れます。
この例だとファイル名1~100で1つあたり1GBのダミーファイルを生成してくれます。
生成される場所はバッチファイルがあるディレクトリです。
なお、これで生成にかかる時間は数秒程度です。
全然時間は食いませんね。
ディスク容量をあらかじめ確保する必要がある場合や、負荷テスト、その他いろいろな試験などなど使う場面は多々あるかも?
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